宅地や農地、住居などの遺産分割でシニア11は、相続人全員の取得割合に合うように分けるのは難しいものです。できるだけ公平にトラブルなく財産を分ける方法の一つに、「代償分割」という方法があります。
これは、相続人の一人が、財産の全部または相続分以上の財産を取得する代わりに、他の相続人に対価を支払う方法です。代償分割は、分割しにくい財産の場合によく使われますが、支払う人に資力があることが必要になります。金銭の他、不動産や株券などの現物支給もできますが、この場合は売却したと見なされて譲渡税がかかることがあります。また、もらった財産以上に金銭を支払った場合には贈与と見なされ贈与税がかかります。
この他、遺産分割には財産をそのままの形で分割する「現物分割」や財産を売却してから金銭で分割する「換価分割」などの方法もあり、組み合わせて使うこともできます。財産の性質などを考慮して、円満に分割できるように上手に組み合わせるとよいでしょう。公平になるように法定相続分を尊重しつつ、各相続人の事情も考慮することが大切です。
遺産分割協議がまとまれば、遺産分割協議書を作成して、各相続人が署名、実印を押印します。相続人の人数分作成し、全員が1通ずつ保管することをおすすめします。